4月20日、第16回勉強会をオンラインで開催しました。
今回のテーマは「間違いや指摘が受け入れられないなど、指導が難しい生徒さんへの指導法と注意点について」
1人5分でテーマに沿って発表しあい、対応策を皆で話し合いました。
当日の内容をお当番の先生がまとめてくださったものを一部ご紹介します。
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「T先生
*先生も良くミスするよ、人って皆んな間違うよ、という事をよく伝えるようにしています。
*1回しか弾けなくても似た課題で出来たら良いとしていて、1曲の合格基準にこだわりすぎず、長い目でみてハードルを下げるようにしていく
I先生
*教本選びに気をつけました。
*減点(〇〇ができない)ではなく、加点(〇〇が出来るようになった、〇〇ができた)に視点を変えるように気をつけています。
*こだわりを受け入れながら、長い先を見て少しずつ伝えていく事が大事という事に気づいたというお話を、長くご指導されたこだわりの強かった生徒さんへのレッスン経験を交えて発表下さいました。
S先生
*お孫さんのお話を通じて質問や発表を下さいました。
F先生
*泣いても良いよとティッシュを置いておくと、泣く事が減りました。
*言い方(違うよ、間違っているよ)を変えるようにしています。
*レベルを下げると音楽性が育たないので、どうしたら良いか迷っています、とのご質問がありました。
↓
音楽性は長い期間かけるとついていくので、まずは長くピアノを続けていけるよう、音楽を好きになってもらえる、好きでいてくれる事に視点を変えるようにしています、という対応策がでました。
Y先生
*手を払いのけるのは何故か?どう対応したら良いか?ご質問を頂きました。
↓
*先に手を触るね、一緒に弾くねなど伝えて確認してからにしています、という対応策が出ました。
N先生
*今から〇〇するよ、今から〇〇ちゃんの弾く番、先生の弾く番と先に伝えるようにしています。
*手を払いのけるなど受けた側の気持ちや感覚を、オーバーに伝えるようにしています。
I先生
*1小節ごと花丸をつける、メトロノームをつけないなど、ハードルを下げるようにしています。
*1回しか弾かない場合も含め、机で指を動かす、音を歌う等を先に行ないアプローチを変えて、どの程度弾けそうか把握してから弾くようにしています。
後半は、近況の発達障がいを持つ生徒さんとのレッスンでの困った事や、嬉しかった事、どのように対応したか、どのように成長されたかなど意見交換が行われました」
この他にもたくさんの対応策や情報を今回もシェアしあう事ができました。
また、今回初めてご参加くださった先生方からは、
「先生方が、色々な生徒さんと一緒に試行錯誤されながら、レッスンされているお話しをお聞きして心強かったです。どんな質問やお悩みにも真摯にお応えくださるお姿に安心感をいだきました」
「大変お世話になりました。他の先生方の知識量の多さに圧倒され 自分ももっと勉強しないといけないな…と感じました。
オンラインだと気楽に参加できるのでまた是非参加させて下さい」
という嬉しいご感想もいただきました。ありがとうございます🙇♂️
これからも続けていきたいと思います。
次回の勉強会は
7月4日(月)に開催の予定です。
ご興味のある先生方は、勉強会ホームページ「お問い合わせメールフォーム」までご連絡ください。
発達障がいピアノレッスン広島勉強会
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